ケースに入れた、直読型周波数カウンタをYAESU FT-101E で使ってみたのである
FT-101E のリアバネルのVFO 出力端子に、VFOの発振出力が出力されている
FT-101 の送受信周波数計算は少し面倒ではある
ざっくり各バンド毎に表すと以下の通りである
- 160m 10.7MHz – VFO発振周波数 (1.5MHz-2MHz)
- 80m 12.7MHz – VFO発振周波数 (3.5MHz-4MHz)
- 40m 16.2MHz – VFO発振周波数 (7MHz-7.5MHz)
- 20m 23.2MHz – VFO発振周波数 (14MHz-14.5MHz)
- 15m 30.2MHz – VFO発振周波数 (21MHz-21.5MHz)
- 10m 37.2MHz – VFO発振周波数 (28MHz-28.5MHz)
ちなみに、VFOの発振周波数は 9.2MHz~8.7MHzであり、VFO発振周波数が9.2MHzの時がダイアル上では一番低いダイアル位置となる
例えば、7.195MHzを送受信する場合は、VFO発振周波数は9.005MHzである
上の表にから、 16.2MHz – 9.005MHz = 7.195MHz となる
周波数カウンタで7MHzの受信周波数を直読する場合は、オフセット周波数の16.2MHzから測定周波数を減算する事で直読が出来る
この辺りのFT-101の仕組みは別の機会に書きたいと思っているのである
実際に使って見た写真である
FT-101Eの場合もR-4Aと同様SSBを受信してゼロイン後に
表示周波数が受信周波数と同じになる様にオフセット調整を行う
FT-101E の場合、3.5MHz,7MHz,14MHz,21MHz,28MHzなどをバンドメモリにそれぞれオフセット周波数を登録し、バンド毎にメモリの切替が必要になる
純正品のYC-601でもこの仕様は変わらないのである、従ってYC-601の代わりに使う事は可能ではないかと思うのである