米国ドレーク社のR-4Aである
この受信機は3年前に入手して、現在メインの受信機として使用している
製造時期は1967年頃であろうか? (詳しい方、詳細をお教え頂ければ幸いです)
特筆なのは、2rdIFが50KHzであり、そこにLCで組まれたフィルターが400Hz,1.2KHz,2.4KHz,4.8KHzが選択出来ることである
水晶でのフィルターではなく、LC回路で実現しているところが、当時の凄い技術と思う
内蔵スピーカは無く、外部スピーカに接続して使用するのであるが、16センチ位のスピーカを接続すると、受信音は非常に良いのである
受信音が良いと明瞭度が上がる、他の機械では聞き取りにくい音声でも、R-4Aだと聞き取れたりする
それに長く聴いていても疲れないのである
R-4シリーズは、R-4,R-4A,R-4B,R-4Cと大きく4機種存在する
どの機種も良い機械であると思うが、最新のR-4Cは水晶フィルターに変更となっている
VFOの範囲は500KHzで、標準で3.5MHz~4.0MHz,7.0MHz~7.5MHz,
14MHz~14.5MHz,21MHz~21.5MHz,28.5MHz~30MHz
のバンドが受信可能である
この機械は、3.5MHzや7MHzなどのローバンドをゆっくりと聴くにはとても良い機械である