FT-101Eがダウン

私のメイン送信機である、FT-101Eがダウンしたのであった
それは、電波を出すべく、チューニング中の出来事なのであった
普段通り、アンテナ端子をダミーロードと接続し、IPを200mAにてPLATEのディップ点を探っていたのであったが、いきなりIPがアイドルまで落ちたのであった
そして、あろうことか、焦げ臭い異臭がしてきたのであった…

直ぐに電源を落としたのは、当然である
暫く時間を置いて、受信状態かつHEATERスイッチを切って、電源を投入してみたが直ぐに異臭がするのであった

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<トレース中のFT-101E>

何か、やらかしたかしら…と、ラックからFT-101Eを取り出してケースを外して、一旦12BY7Aと6JS6Cを取り外した状態で再度確認してみる
ドライバの12BY7Aにプレート電圧を供給している、R40(1.5KΩ/5W)が異常に発熱していることが分かった

真空管は取り外してあるので、真空管以外の12BY7Aのプレートに接続している回路のでショートが発生しているようである
R40から先に接続される部分を追ってみたのであった
いろいろと切り離してチェックをしてみる
原因は、C11の200pF/1KVのキャラメル型マイカコンデンサのショートを探したのであった
(経験深い方は瞬時に判断出来ると思います、素人の私は数時間も費やしてしまいましたが…)

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<赤丸部分が、該当のキャラメル型マイカコンデンサ>

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<シャシの奥の奥にあるので、アクセスが大変>

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<取り外した、マイカコンデンサ 200pF,1KV>

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<単体で測ってみると、直流抵抗 約1Ωでショート状態>

手持ちに1KV耐圧のコンデンサーが無いので、耐圧と温度特性がマイカコンデンサと同等な代替え品を探してみたい
(同じ部品が簡単に入手出来れば良いのですが…)

今考えると、送信時のPRESELECTの同調点がバラつく感じがしていた感はある
正常であればバンド毎のPRESELECTの同調点は、ほぼ同一であるが、チューニング毎に微妙に位置が変化していた感じがする
40年前の機械なので、経年劣化もあるのであろう

部品が入手出来たところで、修理をしてみたい

5球スーパーラジオでSSBを受信してみる

件の5球スーパーで無理矢理SSB受信にチャレンジしたみた

SSB受信前の対策として、局部発振の信号にハム音が乗っていたのでその対策を行った
これは通常のAM放送受信では全く気付かないレベルであるが、中間波にビートを掛けると見事に音が濁るのであった

電源の平滑回路のブロック電解コンデンサーの容量減少の対策として、平滑回路の1.5KΩ抵抗以降に電解コンデンサを追加してみた
対策後は、局部発振信号のリップル分は大幅に減少することが出来た

局発のリップル対策

<局発のリップル対策でコンデンサを追加した箇所>

今回は、アンテナ端子からBFOとして458KHz453.5KHzをSSGから注入した
SSGをBFO代わりに使うと、信号レベルや発振周波数を詳細に調整出来るので、非常に具合が良い
大変贅沢なスペシャルBFOである

今回は周波数カウンタも取付けてあるので、受信周波数は直読となる
7MHzで受信出来る局を探し同調を取る
BFOの注入レベルとピッチ(周波数)を聞き取れる点に調整する
これで、とりあえずはSSBの復調には成功したのであった

但し、以下の点で通信用受信機としては実用性に難がある
①選択度
②局部発振の発振周波数安定度
③選局の困難
④イメージ受信

このラジオでどのように遊ぶか、また色々と妄想をしてみたい

 

5球スーパーラジオの音質

この三菱5P-220の音質であるが、以外と素直な音質で具合が良い
当時の5球スーパーは時期毎に各社は似た構成となっている
この5P-220も1960年の頃のトランスレス5球スーパーなのでオーディオ回路は12AV6の電圧増幅と30A5での電力増幅の2段となっている
回路は特に凝ったものではなく、当時標準的なオーディオ増幅回路である

30a5

<5P-220のAF増幅回路>

只、この5P-220はモノラルであるが2スピーカ構成として、DIATONEのエンブレムを冠しており、当時は音質を売りにしていたのであろう

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<2スピーカの三菱5P-220>

この頃の5球スーパーラジオは、クリスタルピックアップを前提としたPHONO入力を持っているものが多い
今回はこの端子を使ってみた
クリスタルピックアップ前提なので、イコライザは無いが入力インピーダンスは500KΩ程度と高いのが特徴となる
従って、入力端子へ現代の機器を繋ぐためには抵抗を使ってインピーダンスマッチングの必要がある

またトランスレスの場合は、単純に外部機器を接続した場合感電の危険性があるので、その対策も必要となる
ピックアップ入力端子に、耐圧250V程度の0.1μFのフィルムコンデンサをアース側に取付けて、感電防止策とする
(ホット側も保険で付けてあるが、本格的な対策はフォトカップラ等でアイソレーションするのが良いと思う)

<感電防止のため、トランスレスラジオの内部を弄ったり・外部機器を接続する場合は、電源に1:1の絶縁トランスを取り付けて下さい>

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<PHONO端子に接続したミニジャック 33KΩの抵抗でマッチングしてある>

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<感電防止の0.1μFフィルムコンデンサ>

一通りの感電対策を施して音楽ソースと接続してみた
音楽ジャンルは、クラッシックとか昔のジャズで聞いてみる
中域がしっかりした音で大変聴きやすい音質であり、BGMとして聴くのにはとても良い感じである
最近のデジタルオーディオとは異なり、ダイナミック感は無いが、とても柔らかい音がする
ラジオの受信音も、アナウンスはとても聞き取りやすい

この音質は、昔に置き忘れた何かを思い出させてくれるエキスを含んでいるようである
とても奥深い5球スーパーラジオである

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<周波数カウンターを接続した、5P-220>

追記 2016/05/07
トランスレスラジオは感電の危険性があります
工作をされる際には、電源に1:1の絶縁トランスを使用して下さい
絶縁トランスの例 ST-10A

なお、田舎者様からのコメントもご参照下さい
田舎者様 コメントありがとうございました

5球スーパーの局発信号を確認してみた

お試しで、この5球スーパーラジオでSSBを無理矢理受信させてみた

BFOの替わりに、SGから455KHzをアンテナ端子から注入して、CWを受信してみる

一応は復調出来るが、なんかイマイチ感だっぷりである

チャピった(CW信号の周波数がキーイン時にズレること)感じの音である

 

次にSSBを受信してみる

これも一応は復調出来るが、これもイマイチ感だっぷりの音質である、件のホームセンターラジオの方が遥かに良い音である

 

この原因について仮説を立ててみた

仮説としては、局発の周波数純度が低いのではと思う、局部発振に何らかの信号が混入していると思う

只、この5球スーパーは通信用途ではなく、一般の家庭用2バンドラジオであり、短波を含めた普通の放送受信については何の問題はない

 

まずは、オシロスコープで局発の信号を見てみるとあまり綺麗な信号ではない、

局部発振の周波数で見てみると、ノイズが載っていそうな波形である

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<ノイズが載っている局部発振信号>

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<50Hzのハムが載っている波形>

周波数レンジを変えてみると、50Hzで変調された様な波形である

AF段ではハム音は感じられないのが、局部発振信号には50Hzのリップルが載っている

トランスレスなので、電源トランスの誘導ではなさそうであるが、ハム対策が必要であろう

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<スペアナで見ると裾が広いが、見た目の異常は無さ気>

スペアナでみると、特に異常は見当たらないので、局発のハム対策で局部発振の周波数純度は向上出来ると思われる

HF帯受信機として使える5球スーパーラジオを目指して対策を考えてみたい

 

5球スーパーに外部局発を注入してみた

いつもの五球スーパー、三菱 5P-220である

今更であるが、5球スーパーは色々と弄っていると楽しい

今回は、試しに外部から局部発振信号を注入してみた

外部OSC

<☓部分を外して、12BE6の第一グリッドに外部発信器を接続>

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<実際に外部発信器を接続した所>

この手の2バンドラジオの場合は、短波帯の選局がシビアである

チューニングは周波数カウンタで局部発振の周波数を読むことで解るようになるが、スプレッドバリコンが無いとやっぱり選局はシビアである

今回は、SGから局部発振信号を注入してみたが、当然のことながら選局はSGの周波数解像度となるので選局は非常に簡単となる

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<SGから10.455MHz 0dBmを注入>

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<局部発振周波数より455KHz低い周波数を受信>

外部から局部発振信号を入れると、ラジオの選局はアンテナ信号の同調となり、この同調は結構ブロードであることも実感出来る

高周波増幅が付いた高級ラジオの場合は、高周波増幅段に同調回路が入るので不要信号はスッパリと切れるが、通常の5球スーパーラジオだと目的外の信号を減衰し切れない、従って、イメージ信号を受信も、このイタズラでよく理解出来る

しかし、安定度が高く周波数が明確な信号を外部入力することで、短波ラジオとしての性能は一気に高まる

時間に余裕があれば、ジャンクのVFOを探して7MHz帯の受信機としてグレードアップとかの妄想をしてしまう

 

そうすると、SSB受信のBFOとかも妄想の対象となってくる

古いラジオだが、単純な感度は現在の受信機と比較して大きく劣らない

只、短波帯で使うには局部発振の安定度と、選局のシビアさが課題と思う

50年以上前の5球スーパーラジオであるが、ラジオは結構奥深いと今更ながら思ってしまう

 

注)トランスレスの5球スーパーラジオを弄る場合は感電にご注意下さい

 

5球スーパーラジオで周波数カウンタを使ってみる

件の5球スーパー周波数カウンタを付けてみた

周波数を測定する信号は、局部発振信号である

このラジオも混合管に12BE6に使用しているので、12BE6のカソードから局部発振信号を取り出してみた

周波数カウンタとの間の配線容量もあるので、10pFのセラコンを直列にして配線容量の影響を少しでも減らす

接続箇所は12BE6の2番ピンである

局発取出し

 

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<12BE6のカソードに仮付してみる>

取り敢えずは、仮付して動作の確認してみたが問題無し

熱収縮チューブを被せて絶縁を施して、シャシをケースに組み込む

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<局発の信号の取出し>

このラジオは調整済みであるが、周波数カウンタを取り付けることで放送周波数と局部発振周波数の差を確認出来る

当然のことながら、Δfは455KHzで問題無しである

中波帯は520KHz~1550KHzの選局範囲、短波帯は3.750MHz~11.150MHzを確認

これまた当然であるがSSGで調整した範囲と同じである

 

周波数カウンタを使用して、中波帯を受信してみる

確かにデジタルの数字を合わせるだけで、選局出来るのは便利ではある

しかしカウンタなしでも通常の放送受信であれば、違和感はない

普通のラジオ放送ほ楽しむのであれば、周波数カウンタの必要性は感じない

 

短波帯を試してみた

短波帯の受信をする場合、周波数範囲が広いので周波数カウンタの威力は絶大である

放送波の周波数に周波数カウンタの数値を合わせるだけで選局が出来る

今時の受信機では当たり前のことであるが、50年前の5球スーパーラジオでこれが出来るのは凄いことである

しっかりしたアンテナさえあれば、短波放送受信は問題ない

7.195MHzのA3交信は問題無く受信出来る (但し19時以降は近接放送が混信する)

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<5球スーパーラジオと周波数カウンタ>

但し、通信型受信機とは異なり、そのままではアマチュア無線の受信機として厳しい、以下の対応が必要であろう

  1. 選局は減速比が低いので、スプレットダイアルが必須
  2. 局発周波数の安定度が低いので、定電圧回路等の対策が必要
  3. SSB、SW受信のためにBFOの増設

まだまだ、このラジオで遊べそうである

トランスレス5球スーパーラジオを使ってみる

三菱電機の5P-220トランスレス5球スーパーラジオである

製造年は1959年位であろうか? 受信は、中波放送と短波放送(3.8MHz~12MHz)の2バンドで、外部入力端子付きとなっている

一応、一通り使える状態に整備したので、インプレッションを書いてみた

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<クリスタルピックアップを接続出来る外部入力端子>

 

まずは、中波受信である

このラジオはアンテナ端子に、アンテナを接続する必要がある

2-3メータ位のヒニール線で、東京近郊であれば十分に受信出来る

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<アンテナとアース端子は線が出ているだけだったので、RCAジャックとした>

なお、当然と言えば当然であるが、殆どのトランジタラジオにはバーアンテナが内蔵されているので、中波受信については外部アンテナの接続必要は無い

 

受信感度は必要十分である

局発調整で、選局指針の位置を合わせてあるが、東京のNHK第一放送594KHzは、このラジオだと600KHz位の位置となる

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<594KHzの受信位置>

発振コイルの調整機構が無いタイプなのであるが、まあ十分である。 高い周波数の位置は、トリマーで合わせられる

只、調整後の受信周波数範囲は520KHz~1560KHzとなった、1620KHzまで受信範囲に調整すると、指針が表示と合わなくなるので、一旦はこの位置としてある

 

音質は綺麗な中域ベースの音であり、低音と高音のブーストはされていない自然な音であろうか 当然モノラルであるが、2スピーカで十分な音量である

派手さは無いが長く聞いていて疲れない音質である

 

なお、近くにインバータ式の蛍光灯やスイッチング電源があると、ノイズが入りやすい

これは仕方が無いので、ラジオからノイズ発生源ほ離すしかない

 

短波受信も、アンテナを接続すれば十分な感度である

実際の受信範囲は3.75MHz~11.5MHzである

中波と同様で12MHzまで受信範囲に調整すると、指針が表示と合わなくなるので、一旦はこの位置としてある

安定度も、短波放送受信であれば全く問題はない

7.195MHzのAMでの交信も十分に受信が出来る

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<7.195MHzの受信位置>

但し、短波帯の選局は実用上厳しいと思う

受信周波数が直読出来ないので、この手のラジオを使い込むのであれば、周波数カウンタ等で受信周波数の直読しないと何処に選局しているか、解らなくなる

なお、短波で本格的に使うのであれば、スプレット選局とBFO等の改造を加えれば使い勝手は良くなると思うが、そこまでやるかが微妙である

 

50年以上前のモノなのに現代のラジオと遜色無く使える、50年前のトランスレス5球スーパー恐るべしである

只、部品は50年以上の年月が過ぎているので安全性には使用者の配慮が必要であろう

 

5球スーパ受信機 トラッキング調整

前回で、選局機構のOHを行ったので滑りが無く、選局が出来る様になった
基本的な動作は正常なので、調整を行うことでこのラシオも十分実用になると思われる

最初にIFTの調整を行う

2個あるIFTを455KHzに同調を合わせる作業で、455KHzのAM変調を出せるSSG等があれば簡単な作業である
今回は、SSGとラジオのアンテナ端子を100PFのコンデンサで接続して、455KHzを入力した
(本来であれば、局発を停止させて混合管の出力に、入力するのが正しいのかも知れない)

音声出力が大きい点にIFTを調整して終了
今回は殆どIFTのズレは無かった

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<奥が第一IFT、調整は手前の第二IFTから行う>

次に局発の発振周波数の調整を行う

スーパーヘテロダインの受信機の場合は必ず必要な調整で、この調整がズレているとダイアル表示と受信信号とのズレが生じる

中波ラジオの場合は、受信周波数に455KHzを足した周波数で発振する様に調整する、又ダイアル端の受信周波数が525KHz~1600KHzの範囲になる様に調整を行う

一般に低い周波数調整は発振コイルのコア、高い周波数は局発バリコンの調整トリマで調整をする

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<局発調整は局発バリコンのパデングコンデンサがポイント>

今回の三菱5P-220は発振コイルにコア調整は無いので、発振コイルの調整は難しい(コイルの巻き直しとなる)が、この頃の5球スーパは発振コイルの調整機構は無いらしい

実際にこの三菱5P-220のダイアル端の低い周波数は530KHzとなっており、問題は無い。高い周波数調整は、トリマコンデンサで調整する、三菱5P-220は中波と短波の2バンドラジオなので、各バンド毎に調整が必要となる

中波の調整トリマはシャーシに付いている、C21と記載されているパディングコンデンサで行い、短波帯はバリコンに付いているパディングコンデンサで調整なのであるが、このラジオは短波帯を最初に調整する必要がある

短波帯の受信帯域は3.8MHz~12MHzがスペックである

実測値は3.65MHz~11.4MHzで調整を行った、この調整値で大体ダイアル表示値と受信周波数が一致する

中波についての、実測値は520KHz~1550KHzで調整を行った、この調整値で大体ダイアル表示値と受信周波数が一致する

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<左からC4,C3,C21>

最後にトラッキング調整を行う

三菱5P-220は同調コイルに調整機構が無いので短波帯C3、中波帯はC4で行う

最初に短波帯から3.8MHzと12MHzをSSGで入力し最大感度にC3を調整する作業を数回行う
次に中波530MHzと1600MHzをSSGで入力し最大感度にC4を調整する作業を数回行う

調整を行って受信をしてみると、現代のラジオと比較しても遜色はない
短波帯でも十分な感度である

強いて上げると、アンテナは外部アンテナのみなのでバーアンテナ内蔵機の気軽さはない
しかし、数メートルのビニール線で十分な感度となり、十分実用となる
短波帯も数メートルのビニール線でラジオ日経は聴けるが、短波帯を聴くためには外部アンテナが必要であり、それは現代のラジオでも同じである

ちなみに、真空管構成は以下の通り
局発混合 12BE6
中間波増幅 12BA6
検波低周波増幅 12AV6
電力増幅 30A5
整流 35W4

5球スーパー受信機 糸掛けダイアルのオーバホール

入手したトランスレス式、5球スーパーラジオであるが
選局ツマミを回しても、空回りして選局が出来ないのであった

ここは直さないと、ラジオとして体を成さない
(1波受信のみとする手もあるが、折角の2バンドラジオがもったいのである)
シャシを取り外すして選局シャフトを回してみるのだが、シャフトの糸が空回りしている
全体の回転抵抗が高くなっているのであろうか

まずは、選局ダイアイルの糸掛けの現状を写真に撮る
糸掛けについては図もあるのだが、デジカメで撮るのが安全一番と思う

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<分解する前に撮った、糸掛けの写真>

バリコンの取付けが、何とハリガネで捩って止めてある
従ってバリコンの位置がグラグラとなっている、これではダイアルは正常に動作しない
又、バリコン取付けのインシュレーターが経年劣化で、ボロボロになっている

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<ハリガネで留めてあった、バリコン>    <経年変化でボロボロのインシュレータ>

あまり気が進まないが、糸掛けダイアルを分解することにした
先ずはバリコンを取り外して、ベアリングを清掃してグリスアップする
バリコンのインシュレーターに発泡ゴムを代用として取り付けた

IMGP6473

<発泡ゴムをインシュレータとして取り付けたバリコン>
ダイアル糸をアルコールで油分を取る、本来であればダイアル糸は新品交換したい所であるが、今回は清掃で対処した
更に選局シャフトの根本とプーリ等の根本を軽くグリスアップする
絶対に糸とシャフトの糸が巻かれる部分に油分が付着しない様にする

後は、糸掛けである
慣れない自分は、この作業に1時間以上掛かってしまった
糸の交差の上下関係まで、写真に撮っていなかったので、結局試行錯誤で張っては戻しを繰り返してしまったのであった
ダイアルの糸掛け後に、バリコンの動作がスムースに動作するか、引っ掛かり等を何度も確認する

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<OH後の糸掛けダイアル この後は単一調整を行う>

空回りも無く、スムースに選局出来る様になったので、一段落である

5球スーパーラジオ入手

オークションを眺めていたら、誰も入札していない5球スーパーラジオを発見
状況は、電源は入り、何らかの音はする 部品取り用にどうぞ とのことであった

メーカは三菱電機 MWとSWの2バンドで、外部入力付きである
当時多かった、トランスレス式の5球スーパである
短波帯は3.8MHz~12MHzであり、今更ながら5球スーパーの実力を確かめてみたいとの気持ちもある

この手のラジオは、その昔よく道端に捨ててあったラジオだった記憶があり、悪ガキだった私はその真空管を手榴弾と言いながら壁に投げつけて遊んだものてある
(今考えると恐れ多いコトである)

小学生の時に、近所から頂いた5球スーパーでBCLの真似事をしたコトがあるが、北京放送と平壌放送位しか受信出来なかった記憶がある

取り敢えず、入札してみるコトにしてみた
上限は2千円としたが
結局1500円で落札し送料が1700円でトータル3200円となった…

うーむ大変微妙な金額である

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<届いた 5球スーパ 三菱 5P220>

届いたモノは、オークションの説明通りであった、状況は下記の通り
・電源を入れると、スピーカからハム音はする、従って球のヒータは全球通電している
・バンド切替のスイッチは固着しており切替が出来ない 到着時は外部入力となっていた
・チューニングのツマミが滑って、チューニングが出来ない
・ラジオのアンテナ端子が取り外されている

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<5P220 の裏面>

まずは、現況確認で以下の確認をしてみた
・バンド切替のスイッチの軸部分への極少量の給油(CRC-556)でバンド切替のスイッチは復活
・SGで信号を出力して、アンテナコイル付近で結合すると受信は出来た
・チューニング機構はOHが必要であるが、NHK近辺に合わせてアンテナを結合させると受信は出来た

基本機能は生きている5球スーパーラジオであった
この後は、シャシを外して手を加えて行きたい

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<5P220のシャシ>

外部発振入力とBFOを付けて受信機風にして遊ぶか、バンドスプレッドを取付けて当時の高級機風で遊ぶか、リビングラジオにするか等々を考えるととても楽しい
暫くは色々と遊べそうである