懐かしのグリットデップメータ 

primitive

原始的と言う意味らしい

現役のプログラマだった頃は、一般的なアルゴリズムとかコードの事を指してこの言葉を使った覚えがあるのであった

さて、写真は私が現在現役で使っている、便利なツールである’グリットディップメータ’である

これを使うと何が便利かと言うと、LCの共振回路の周波数がわかるのである(他にも色々と使い方はあるが..)

‘グリットディップメータ’は発振器であり、発振のL(コイルの事です)を差替える事で広い周波数帯(この機械は1.5MHz~150MHz)に対応する

発振のC分(コンデンサの事です)は内蔵のバリコンで容量を変化し周波数を調整し、バリコンにはダイアルが取り付けられて、発振している周波数が読み取れる

メータは、DIP点といわれる被測定物の共振回路が共振点の確認に用いる(被測定物の共振点に近づくとメータ指示がピクっと下がる)

デップ点を測る

現在ではLC共振回路の設計はGHz帯域がメインとなり、その設計検証についてはネットワークアナライザ等が使用されて精密な測定がされているため、仕事で使っている人は少ないと思われる。

50MHz帯以下のちょっとした実験にはディップメータは大変便利である。

共振回路で遊んでみたい方は、是非探してみて頂きたい

HAM BAND DIP METER つづき

 

 

 

 

投稿者:

miniDATA

その昔PCのBIOS・デバイスドライバ等の開発と機器のファームウェア開発に従事した元技術者(主にアセンブラ)  なぜか、昔のモノが大好きで昭和時代のクルマやバイクに惹かれてしまい懐古趣味全開になりつつある自分が、怖いと感じている 

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