旧日本陸軍99式’飛5号受信機’よみがえる CQ誌2015年10月号 掲載記事の補足

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71年前 (昭和19年製造)
旧日本陸軍99式’飛5号受信機’よみがえる
CQ誌2015年10月号 掲載記事の補足
JA0BZC 矢花 隆男

CQ誌2015年10月号に「旧日本陸軍99式’飛5号受信機’よみがえる」を寄稿させて頂きました
紙面の都合で、掲載出来なかった内容を補足として、このブログで公開することにしました
今回の投稿記事については、戦前の日本の無線技術をデータとして残したいとの考えもあります
執筆の際に計測したデータと集めた各種資料を興味がある方々に見て頂くことが、次の世代への技術継承に繋がると考えています。
ご興味のある方は、CQ誌2015年10月号に掲載された「旧日本陸軍99式’飛5号受信機’よみがえる」の本文とこのブログの記事補足及び資料をお読み頂ければ幸いです

なおこの後数回、このブログに投稿させて頂きますので、よろしくお願いします

私は真空管が好きで、送信機や受信機を何十台か趣味として製作して楽しんいます、制作内容を掲載していますので下記のアドレスを是非アクセスして見て下さい
http://mamegoro6.jalbum.net/ja0bzc/

IMGP5887

IMGP5888

予告!! あの JA0BZC が当ブログに登場

今週のテーマ予告である
当ブログでも少し名前が出ていた、大先輩のJABZC矢花氏から当ブログに記事を掲載していただけることになったのである

内容は、CQ誌2015年10月号に掲載された、「日本陸軍99式’飛5号受信機’よみがえる」の補足記事である
CQ誌に掲載された内容以外の、エピソードと資料を当ブログで公開していただけるのは、管理人としてとても誇らしいことでもある

矢花氏は様々な活動をされており、様々な分野で多大な功績を残している
アマチュア無線機器を始めとした機器類の自作の数々は圧巻である

特に私の目を釘付けにしたのは1978年頃の制作と思うが、SSTV(アマチュア無線での静止画電装)のスキャンコンバータの自作である
いわゆるマイコンの黎明期(パソコンに進化する遥か前)に、テレビカメラのNTSC信号を、自作回路で画像フレームをダイナックメモリに展開し、そのメモリデータを変調して送受信を行う装置を自作していたのだから、恐れ入るのである
NTSC信号から、RGBそれぞれのプレーンに変換する回路をディスクリートで設計出来る超人でもある (この辺りは別途取材してご報告したいのである)

矢花氏とは偶々アマチュア無線で交信させて頂いたことがご縁で、その後もお付き合いをさせて頂いている
個人的には師匠なのであるが、ご本人は弟子は要らないとのことなので、大先輩とさせて頂いているのである

私の古い機械たちも矢花氏の知見と部品がなかったら本当に粗大ゴミである

特に、寝る場所よりも真空管達のほうが面積を取っていると思われる矢花邸で、無いものはなさそうでもある

是非、大先輩である矢花氏の知見を、このブログを見て頂いている皆様と共有出来れば嬉しいのである