前回の1969年発行の‘SSBハンドブック’ の今回はメジャーな広告を拾ってみた
1969年なので、私はまだ物心の付いた位の小児であった
なので、私はその頃のアマチュア無線なぞ知るよしもなかった
居間に置いてあった真空管式の白黒テレビで’おかあさんといっしょ’を観てた頃である
さて古い広告であるが、最初はTS-510とTX(JR)-310の広告である
<TS-510と310ラインの広告 >
年次統計データによると当時の大卒初任給が34,100円との事の事なので、TS-510Xの価格は78,000円で初任給の2倍以上である
現在の価格にすると、40万円位となろうか
やっぱり、当時は高級品で垂涎のマシンであったと思う
TX(JR)-599のセバレート機は、送受信機セットで154,300円であり、大卒初任給換算で現在価格で90万位である
現在のTS-990と並ぶ超高級機である
次にFT-400Sであるが価格は89,000円となっており、大卒初任給換算で現在価格で50万位であろうか
流石に’趣味の王様’と言われるだけあって高価な商品であった
<FT-400Sの広告>
この‘SSBハンドブック’ の記事の中で、世界著名SSB機紹介の記事がありコリンズやドレークがハリクラ等が紹介されている
当時は舶来物の高級品であったであろう、この高級機達はそれこそ夢のマシンだったのであろう
<掲載記事 世界著名SSB機紹介>
これらモノが中古ではあるが、現実的な価格で入手出来る現在はとてもありがたい事とおもう
手持ちのビンテージマシンはこれからも大切に使い続けたい