PICを使って、何かを行う場合は使用するPICにプログラムを書き込む必要がある
そのプログラムの書込に使用するのが、ISCP書込アダプタやPICライタである
PICを使用する基板自体が、ISCP(In Circuit Serial Programming)に対応していれば、その基板にPICKitを接続れば書込出来るので、アダプタやライタは必要無い
これから基板を設計する場合はISCP対応で設計を行うべきと思う
(デバッグもICEライクで出来る)
まずはISCP書込アダプタであるが、書き込むPICの種類が一種類に限定している場合は、全く問題無く快適に利用出来る
このアダプタは、ISCPの配線をジャンパー接続が必要になるので、ピン数が異なるPICを書き込む際には、ジャンパー配線が都度必要になる
従って数種類のPICを定常的に使う場合は、ジャンパー配線済みのISCP書込アダプタを複数用意した方が、間違いが少ない
都度、ジャンパー接続を行うのは結構たいへんだったりするのであった
PICkitを使用するので、MPLABから直接書込出来るのは便利である
<ISCP書込アダプタ ジャンパー線の変更が少し面倒ではある>
次に定番だったPICライタであるが、これはPIC毎のジャンパー配線は必要無く、使い勝手は良い
MPLABから直接書込出来ると良いのであるが、専用のライタソフトでの書込である
従って、ソフト開発時の頻繁に書き換えが発生する場合は、煩わしい
対応していないデバイスもあるので、使用する前には確認が必要である
それぞれ一長一短であるが冒頭で書いた様に、これから基板を設計する場合はISCP対応すべきであろう
デバッグ時のプログラムの書き換えは、効率的でプログラマの手順が少ない方が良い
<定番だった PICライタ 使い勝手は良い>