AudioComm RAD-S512N を更に弄ってみる

相変わらずのベッドサイドラジオのRAD-S512Nである

また、このホームセンターラジオを弄って遊んでみたのである

IMGP6380

<おなじみのRAD-S512N>

前回は、このラジオで無理矢理SSBを復調して遊んだのであったが
今回はこのラジオの周波数をデジタル表示してみた

このラジオはICラジオである
使用しているデバイスは不明であり、プリント配線のパターンから適当にポイントを探してみたのであった

IMGP6361

<10PFのセラコンの接続している所が、局発信号取出しポイント>

ズバリ、AMと短波帯の局発信号はここと思われる、グランドは電池の’-’端子である

但しインピーダンスが非常に高くオシロスコープのプローブ当てただけで発振が停止する

従って、このラジオの局発信号をモニタするためには、入力インピーダンスの高い高感度のプリアンプが必要である

このラジオは短波帯が3.7MHzから歯抜けで21.95MHzまでの受信出来る
今回の悪戯では18MHzまでの確認で、それ以上は発振停止となった
なかなかシビアである

とりあえず、件の周波数カウンタで表示させてみた
デジタル周波数表示としてみたが、普段バラした状態で使う訳にも行かないし、局発信号を外に出すと当然不安定動作となるので実用的ではない

IMGP6363

<RAD-S512Nをデジタル周波数表示にしたところ>

デジタル周波数表示にすると、このラジオの糸掛け式の選局ダイアルだと短波帯の選局がシビアである
まぁ、2千円のラジオに、これ以上の文句は言えまい
普通に使う分には十分であり昔のBCLラジオ並ではある

悪戯にも使えるコストパフォマンス最高の1台である

当然のことであるが、この内容については偶々私が個人的に悪戯した事柄なので、一切の責任は負えないのである