先日、FM補完放送受信用のダイポールアンテナを作ってみたのであったが
とりあえず、ディプメータでの共振点の測定だけして大体80MHz付近が共振点であった
今回は、SWRブリッジでもう少し測ってみたのであった
<測ってみたFM補完放送受信用ダイポールアンテナ>
只、伝送線路は3C2Vの75Ω系であり、測定系は50Ωなので厳密ではない
本来はインピーダンス変換をすべきである…
が、とりあえずFM補完放送受信用なので簡易測定と言うことで測ってみた
最初にSGで80MHz付近を出力して、SWRブリッジに入力する
測定端子をオープンにして、SWRブリッジの出力電力を測る
(厳密にはショート状態とオープン状態の差も測っておくべきである)
<最初にオープンと50ΩでVSWRブリッジの基準点と動作確認を行う>
オープン状態の出力を基準値として、標準ダミーロードでリータンロスを測定を行う
標準ダミーロードで-35dB以下なので、ダミーロードでのVSWRは1.04以下であった
ダミーロードから、アンテナに差し替えてSGの周波数を60MHz位からスープさせてみる
88MHz付近でリターンロスが50Ω系で約-25dB程度であった
(本来であれば自由空間で周囲に妨害物が無い所が測定が理想であはるが…)
<共振点は88MHzであった>
ざっくりとVSWR換算で1.12程度である
送信用としても使えそうな値であるので、受信用としては十分である
後はマルチパスが少ない場所で、スカイツリーに向けられる場所を部屋の中で探すだけである
昔は、FMチューナを買うとオマケでついて来たダイポールアンテナであるが、弄るとそれなりに遊べるのであった