実戦デビューの無いUHFプリアンプ

昔、偶々部品屋さんで24V仕様の同軸リレーを発見したのであった
値段が以外と安く売っていたので、2個GETしたのであった

その事を大先輩に話したら430MHz帯のプリアンプのキャビティ(シールドケースに入った増幅回路)を気前よく恵んでくれたたのである
普段はUHFなぞ私には敷居が高いので弄る事はないのだが、Gain 20dBのキャビティと同軸リレー2個あればプリアンフ出来るじゃんと、言うことででっち上げたのであった

IMGP6019

<同軸リレー2個大奮発のプリアンプである>

IMGP6020

<SMAコネクタも大奮発である>

素人細工で、ましてやUHF帯である
なんだかんだで中に使っているコネクタが数が多いので一番高いのであった
(入出力もNコネクタにしろ! と言われそうである)

24V同軸リレーは12V-24VのDC-DCコンバータで無理矢理ドライブしている
使っている430MHz帯の無線機はPTT出力が無いので、マイクのPTTからドライブ出来る様に細工をした

とりあえすプアーなアンテナに繋げても、プリアンプをONにすると信号がノイズから浮かぶのであった
流石、大先輩の矢花氏製作のキャビティである NFも非常に良い

ところが、折角でっち上げたこのプリアンフであるが、家で数回使っただけである
UHF帯でアクティプに活動するわけでも無く、相変わらずアンテナはプアである
何やら変なモノを弄って遊んでいると、でっち上げただけで終わってしまう事が多い(自作したモノも数局と交信出来れば満足してしまう幸せものである)

このプリアンプは移動運用と称する野外BBQ大会のときでも、実戦投入して効果を確かめてみたいものである

ちなみに144MHz帯のキャビティも頂いているのである
Gain22dBである、これは件のTS-700の中にビルトインを考えている

しかしUHF帯域で、きちんとしたプリアンプを創れるのは凄い技術である、板金から含めて機械加工が多くなる(SHF帯域だと削り出しである) 、それを手際よくまとめて素晴らしい特性を出しているのである

IMGP6022

<この精度での板金加工は私には無理 さすが大先輩である>