TS-700 無印を弄ってみた その3

内蔵電源が正常となったTS-700無印である
次にVFOの発振不良対策と受信調整を実施を行った

VFOの発振不良は、前回のTS-700GⅡと全く同様である
本体からVFOを取り外しして、バリコンのアース接点を接点洗浄剤で清掃する
私は、アース接点とバリコンのロータシャフトの間に木綿糸を通して清掃している
一通清掃して、全域で発振不良が無いことをオシロスコープで確認して、問題がなれば終了である

IMGP5992

<VFOのアース接点の清掃>

IMGP5993

<全域で発振不良が無いことをオシロスコープで確認する>

次に受信調整である

SGの替わりに、いつもの30MHzまでの矩形波発振器で29MHzを発振させて、その5倍波を受信信号としてテストする
とりあえずは一通りの受信が出来ている事を確認しているので、RX-NBユニットのコア調整である
これも、大きな狂いは無かったが調整する事でSメータ一個分位のゲイン向上となった

ここまでは順調である
さて電源を修理したことで、4W程度の送信出力がどこまで回復したのであろう
実測した所、7W程度は出ているが10Wまでは届かないのであった

と言うことで送信調整をやってみた
TS-700無印のファイナルユニットは裏面もシールドされている
(TS-700GⅡは剥き出しである)
で順を追ってトリマコンデンサの調整をしたのであるが、ファナル部分の調整でも8W程度である(SSB,FM共)

次にMIXユニットの調整を行う
ここのコアとトリマコンデンサの調整を行うのであるが、この基板のTC1-TC3の3個のトリマコンデンサの調整がシビアである
と言うより接触不良状態である
特にTC-2については回しても何の変化も無いのである
トリマコンデンサについては経年劣化での不良が多いと思う
手持ちの該当品は数が少ないので、TC-2だけまず交換して調整をしてみる

IMGP5995

<MIXユニットのトリマコンデンサ 経年変化で回すと不良となる確率が高い>

IMGP5994

<MIXユニットの裏面である ハンダ除去して折り曲げを元に戻す パターン剥離には十分に留意して作業を行う>

IMGP5997

<交換したトリマコンデンサ TC2>

 

交換後、再度調整で12Wの出力を確認したのであった
とりあえずは、この機械も何とか使えそうである

SSBのキャリアポイント調整とFMのデビエーション調整を行えば、一通りの確認は終わりそうである

 

投稿者:

miniDATA

その昔PCのBIOS・デバイスドライバ等の開発と機器のファームウェア開発に従事した元技術者(主にアセンブラ)  なぜか、昔のモノが大好きで昭和時代のクルマやバイクに惹かれてしまい懐古趣味全開になりつつある自分が、怖いと感じている 

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