黎明期のゼネカバ受信機 R-2000

この機械は、我が家のリビングに鎮座しているラジオである
毎朝タイマーで、6:30分から元気なラジオ体操とニュースを提供してくれる大切なメディアである

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<我が家のリビングラジオ 33年目のR-2000である>

この機械はBCLもブームが沈静化した辺りに、大枚叩いて購入した受信機である
実働34年と言う、我が家で最も長く使用している機械である

当時は短波帯の受信の場合、BCLラジオかHFのアマチュア無線機で受信するのがメジャーであった
専用受信機も有ったが、高価なので中々購入出来なかった
この受信機を購入する際に、当時のアマチュア無線機TS-430と比較したのである
やっぱり、当時のアマチュア無線機と専用受信機では特にAM受信の音質が格段に違うのである
TS-430の場合は、オプションのAMフィルターとオプションのFMユニットの装着が必要で
価格的にかなり高価となる

更にR-2000の場合はVHFコンバータを内蔵しており、116MHz~170MHz帯の受信が出来る点が大きかった
(当時のこの周波数帯にはアナログで重要な通信がされていた)
社会人のなりたての頃である、色々と考えた結果R-2000を購入したのであった
結局当初は148MHz帯のワッチと航空無線のワッチが殆どであった

当時のBCLラジオと違ってPLL周波数直読である
それなりのアンテナさえ繋げばドンピシャで受信が出来るのである
(航空無線の洋上管制が受信出来た時は嬉しかった)
R-2000の場合はAMフィルターはWideとNarrowの切替が出来るので、混信にもある程度対応出来た
Narrow はAMフィルターを2.4KHzのSSBと共用なので、LSBかUSBどちらかの明瞭度高い側波帯を選択して聴いていた

しかしながら、この機械の良さは普段のラジオ受信にあった
偶々この機械をラジオとして使った所、非常に具合が良いのである
当初のPLLのゼネラルカバレッジ機の印象は、正確無比だが音質はイマイチの先入観を持っていたのであるが
R-2000に限ってはBGMとしてラジオを聴いていて全く問題の無い音質である
そこで近年は、我が家のリビングラジオとなっている

R-2000は基本150KHz~30MHzの受信機である、VHFコンバータを内蔵し116MHz~170MHz帯の受信を可能している
全般的な感度は高くは無くこの機械はアンテナが大切である
アンテナは50Ω系のM型端子をHF帯とVHF帯毎にあり、150KHz~30MHz帯は500Ω系の端子もある
受信モードはAM,FM(放送は受信出来ない),LSB,USB,CWである

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<R-2000の操作系>

受信フィルタは455KHzで、AM 6KHz・SSB(AM Narrow共用) 2.7KHz・FM 15KHz・CW(option) 0.5KHzとなる
受信フィルタが入っているため、選択度は一般的なラジオとは全く別物である
但し通信用受信機としては、少し厳しいと思う

現在は、内蔵VHFコンバータのIFT内のチタコン不良と思われる不具合で、116MHz~170MHz帯はほぼ不感状態である
過去に経年変化による基板のハンダクラック等の対応を行って現在に至る

不満は一点だけ、横に長く奥行きが短いサイズなので、他の無線機等と重ねて置けないのである (孤高の1台である)

R-2000は若かりし頃からの伴侶である、これからも毎朝気持ち良く起床させて欲しい

投稿者:

miniDATA

その昔PCのBIOS・デバイスドライバ等の開発と機器のファームウェア開発に従事した元技術者(主にアセンブラ)  なぜか、昔のモノが大好きで昭和時代のクルマやバイクに惹かれてしまい懐古趣味全開になりつつある自分が、怖いと感じている 

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