直読型周波数カウンタの制作 要素開発編1

要素開発とは、なかなか聞き慣れない方も多いと思う

一般的には製品を作る中で、必要な技術を確立させることである

今回の周波数カウンタ程度では、要素開発なんて大げさではある、けれど個人の趣味プロジェクトなので、偉そうに使った言葉ではある
さて、今回の制作には3つの要素開発が必要と考えた
1つ目は、16桁2行のLCDの制御である、LCDは一般に発売されているSC1602Bを利用する、SC1602Bについては一般的に動作さいてる実績が沢山あるので、今更感はあるのである

けれど、情けないことに自分の手の内(自分で理解して修正や応用が出来る)にはないのである

従って、自分でSC1602Bの初期化を含め、データのハンドシェクの一連を手の内に入れることを目的として、LCD制御部分を作成してみることにした
今回はLCDのBUSYを読出しする事で少しでも周波数測定のサイクルタイムを早くする必要があるので、とりあえず色々とやって見ることにした
取敢えずは諸先輩方のソースを色々と拝見させて頂き、大体の制御の流れを理解する
初期化処理、4bitモードでのハンドシェイク、画面クリアやカーソル処理などスクリーン制御と、1文字入力からカーソル位置によってのスクロール処理を実装した
その後に、C言語でのputc()と同等の関数を作成して、LCD表示についての処理を表示モジュールに集約してみた

とりあえずは、SC1602Bの制御は手の内に入ったと思う

IMGP5670

(写真は、キャラクターコードを順に表示しながら、スクロールしている画面、スクロールも高速である)

ちなみにLCDの制御については、PICのポートをどの様に使うかが諸先輩の嗜好が別れており面白い所である

要素開発編2に続く

 

投稿者:

miniDATA

その昔PCのBIOS・デバイスドライバ等の開発と機器のファームウェア開発に従事した元技術者(主にアセンブラ)  なぜか、昔のモノが大好きで昭和時代のクルマやバイクに惹かれてしまい懐古趣味全開になりつつある自分が、怖いと感じている 

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