気になる機械の二つ目は、八重洲無線株式会社さんのFTM-10Sである
この機械は、バイクモービル向けである
私も多少バイクには乗るので、非常に興味がある
バイクで複数人と遊ぶと、他のバイクとの意思疎通が課題となる
Bluetoothのインカム通信で、試してみたが数十m位が限界である
これだと、少し離れると通信不能でバイク間での通信には、厳しいのであった
特小でも良いのだが、インカムとの取付けが面倒である
只これもアンテナは本体固定であり、出力が10mWなので見通し1Km位までしか通信出来ない
そこで、FTM-10Sである
本体及びフロントパネルは防水であり、Bluetoothに対応しているので、インカム接続も楽である
良く考えられている点は、外部入力とAM・FMのレシーバ機能の搭載されている点である
とりあえずは、この一台でバイクでのオーディオ環境を作ることが出来る
<145MHz帯10W,430MHz帯7Wと出力も十分である>
<バイクにピッタリビルトイン>
問題が一点だけ
それは、アマチュア免許を持っているバイク仲間がいない事である
一人だけこれを付けて、バイクモービルでCQを出のも良いが、バイクでは厳しいような気がする
やっぱり、仲間で遊ぶのが良さそうである
当然この機械をバイクに取付けての交信内容は、峠を挟んだ地形での伝搬特性の確認や、短いアンテナでの伝搬特性の確認などのアマチュア業務になるであろう (本当か?)
コールも言わずに、「皆さぁん次の集合場所は○○の道の駅ですよぉ♪」等々は、色々と物議を醸し出すと思う
個人的には、通信内容に制限が無いデシタル簡易無線でこんな機械が出てくれれば良いと思っている
ツーリング中に、「○○局メリット5、峠の影でメリット3まで低下、こちらはJ○1☓△□」なんて、無粋だと思う