昔の特小無線機 MARUHAMA PC-11

9CHの特小無線機MARUHAMA PC-11である
今は無きMARUHAMAであるが、色々とユニークな商品をリリースしていたのであった

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<MARUHAMA PC-11>

ご存知の通り、免許は要らないので気軽に利用出来る
但し、アンテナ含めて本体の分解はしては行けない事になっている
製造者が無くなれば、故障した特小無線機は只のゴミとなる

特小無線機は大きく分けて、9CH機と11CH機そして20CH機の3種類がある
9CH機と11CH機は相互の通信が出来ない、20CH機は9CH,11CHそれぞれの機種と通信が可能となる
現在入手するのであれば20CH機を選択すべきであろう

送信出力は10mWで、アンテナは内蔵以外は使用出来ない
しかし結構使えるのである、複数台のクルマでの連絡などでも数100m位は十分な了解度で通話できる

複数台でのドライブの時は良く使ったものである、この用途ではケータイよりも遥かに便利である
只、いわゆる半二重通信(同時通話ではなく送受信を交互に行う)に慣れていない人は、以外と最初は戸惑うことも多い
見通しが良い山頂等では数100Km位まで通信が出来ることもあるので、10mWは決してバカに出来ない出力である
さて、今だに問題なく動作しているMARUHAMA PC-11であるが、最近は中々使用する事もないので、動作確認をしてみたのであった

(MARUHAMA PC-11は昔中古の2台セットを安く購入したが、電池が3本必要なのが残念な点である)

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<特小無線機は2台セットが基本だと思う>

我が家の周辺もそれなりに建物が立っている住宅地であるが、500m位は問題無く通話出来た
見通しが良い所なら1km以上は通信出来そうである
以外と使っているCHがあったりして、近くでも利用者がいたのには驚いた

ケータイで片付く事が多くなり、利用シーンは少なくなったが壊れるまで使いたい機械である