FORMAC 80CH 10m改造機 その2

この手の機械は、頂いて来ると何故かファイルの飛んでいる事が多い
今回のFORMAC80も2SC1969とドライバが飛んでいた

困ったことに2SC1969がこれまた凄いお値段になっているのである
互換性がありそうな石も高価である
多分昔だったら100円程度で買えたのであろう、残念な事である

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<ファイナルの2SC1969とドライバ>

ファイナルの交換と調整の後にハマったのは、マイクだった
大きなアマチュア無線機の相違点は、PA機能(拡声器)である
使うかどうかは分からないが、その昔は良く小型トランペットSPがセットで売られていた
AM5W機なので、当然音声出力も5W以上はある
で、殆どの11m機はPA機能が付いているであろう

そこで、本来のマイクはPTTスイッチが2回路のモノが必要なのであった
PA機能等々を外してしまえば良いだが、その手間とリレーを入れる手間を比較した時に、私はリレーの方が楽と判断したのであった
YAESUの4pin仕様で、PTTを切り替えるリレーを追加したのであった

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<リレー追加で、でっち上げたPTT回路>

この機械は時間がある時にTSSへ保証認定のお願いしたいと思っている
それまでは、残念ながらお飾りである

ちなみに我が家の4pinマイクは、すべてYAESU仕様である
(TRIO機にはアダプタを使う)
数本ある4pinの古いマイクで悩む事は無くなった
都度コネクタを付け替えるとその時は良いが、暫くするとコレってYAESUだっけ? と悩むのである

あと、この機械だと周波数とチャンネルのメモ表示も重要である
元々がFCCのCB帯であるので、周波数も一部歯抜けである
16CHが28.305MHz,15CHが28.285MHzとか書いて置かないと覚えられないのである

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<周波数とCHのメモがとても重要である>

凄いのは10bitの信号をメカエンコーダとダイオードで、歯抜け周波数をプログラムしていることである
力技の技術である

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