Drake R-4A に水晶を増設してみる その2

件のR-4Aである

今回は、HC-6Uの水晶を大先輩の矢花氏から有り難く頂いたのであった
その発振周波数も、37.77778MHzである
この水晶だと、26.687MHz付近~27.187MHz付近が受信出来るのである

HC-6Uタイプの水晶なので、そのまま取付けが出来る

IMGP6186

<HC-6U 水晶>

IMGP6187

<発振周波数は37.77778MHz>

 

IMGP6189

<R-4Aの水晶デッキに水晶を取付てみたところ>

11mバンドを聞くのも久しぶりである、以外と多くの交信が確認出来た
最近、これみよがしの11mアンテナを付けたトラックは見かけなくなった
それでも、自宅の近くでは、結構強いレベルでの交信が結構聞こえるのである
11mバンドもステルス化が進んでいるのだろうか?

LCフィルタによる4.8KHz帯域は、11m受信にとても快適である
11m帯はAMなのでやっぱり6KHzの帯域である
2.4KHzのSSBフィルタで暫定的に聞くのとは、音質が全然違うのであった

だから何なの? と言われると困るのであるが、単なる技術的興味だけである

それにしても、未だに11mの専用用語が聞き取れないのは、経験不足である

 

直読型周波数カウンタの制作 要素開発編3

3つ目の要素開発は、クロックに水晶発振子または水晶発振器を使用した場合の、周波数ズレの対策である

水晶発振子を使用した場合は、数10PPM程度の周波数誤差が想定され、水晶振動子にコイルとトリマコンデンサを接続して調整しても調整しきれない場合もある
クロックに校正済のOCXOが使えれば、測定精度は著しく向上するがコストの問題で非現実的である、安価なTCXOでも良いが、簡単に入手可能な20MHzのモノが見当たらないし、組立時に発振周波数の確認と較正は必要である

IMGP5672

<写真は今回使用する、水晶発振子 SG-636-20MHz>

機材の中に組込むのであれば、特に送信時などはあっと言う間に、周囲温度は上昇するため、温度補償は必須である

 

要素開発編4へ続く