昔のコクピットでのアナログ表示

こだわる訳ではないが、基本的にアナログ計器が好きである
もちろん、デジタルにはデジタルの良さがあり、無線機等の周波数表示などはっきりした数値はデジタルの方が見やすい
また、金額等の表示はデジタル表示でないと困る

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<コリンズ航空機用VHF通信機 メカでデジタル表示をしている>

写真は、三沢の航空科学館のP-3のコックピットである
US-NAVYで要人の移動用に使われた機体で対潜哨戒の設備は無い
ターボプロップエンジン4発の機体である

コックピットは一部を除き、基本はアナログメータである
変化量のモニタや全体の俯瞰にはアナログメータの方が見やすいと思ううがいかがであろう?
最近では、グラスコックピットで各部の表示はコンピュータディスプレイに表示されるが、アナログメータは魅力的である

(パイロットからするとグラスコックピットの方が断然良いのであろう…)

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<P-3 のコクピット 4発エンジンのアナログメータの配列が美しい>

当然であるがアナログHSI計器も装備しており計器飛行にも対応しており、進路・高度・速度を維持するオートパイロットも装備している

その昔BCL全盛の頃、ラジオは航空機コクピットをデザインしたものが多かったと思う
あの頃の少年にメカニカルな雰囲気はたまらなく魅力的であった

現在だと、アナログメータよりデジタル表示器の方が安かったりするのであるが、アナログにはアナログの良さがあると思うのである