懐かしのMP3プレイヤー

その昔クルマにカセットデッキが付いたいた頃のMP3プレイヤーである
このMP3プレイヤーはカセットテープと同形状である
当時はとても画期的で、MP3の音楽をクルマで簡単に聴けるのであった
確か、128MBと256MBが有って後に512MBバージョンが出た記憶がある
しかしminiSDスロットがあるので特に128MBで困る事は無かった

IMGP6400

<カセットテープ型MP3プレイヤー>

構造は出力ヘッドが付いていて、そこに音声を出力するのである
更にプーリの回転数を検知しており、デッキで巻き戻しを行うと一曲分戻り、早送をすると一曲分送られるのである
なので、クルマでね結構便利に使えたのであった

IMGP6401

<出力ヘッド部分>

只、いわゆるガム電池なので長距離ドライブだと電池が無くなる弊害があった
カセットテープ型なので、外部電源が使えないのが残念であった

出力ヘッドのアジマス調整も3段階に出来、音質は結構良かったのである
チャンネルセパレーションも十分であった

IMGP6402

<スライド式のアジマス調整機構>

クルマのオーディオもCDチェンジャーをベースとして、MDかカセットを選べた時代である
私はMD嫌いなので、昔の資産流用が出来るカセットを選択したのであった
(結局は殆どこのMP3プレイヤー以外し使わなかった)

過渡期の商品であるが、目の付け所はとても良かったと思う